2019年のOpen Access Week諮問委員会は、10月21日から27日まで開催される2019年国際Open Access Weekのテーマを「誰のためのオープン化?オープンな知識における平等を考えよう」としました。
デフォルトでオープンな知識を共有するためのシステムへの移行が加速するにつれて、「誰のためのオープン化?」ということは、議論する上でも実際に活動する上でも本質的な問いです。私たちの活動において、また私たちがサポートしているプラットフォームにおいて、誰の関心が優先されているでしょうか。誰かの声が除外されていないでしょうか。パートナーの中に最初から過小評価されたグループはいないでしょうか。私たちはオープンアクセスだけでなく、学術コミュニケーションへの平等な参加もサポートしているでしょうか。こういう質問を投げかけることで、新しくできる研究オープンシステムがどの程度、現在のシ…